もぐぶろぐ

本を読んだり、読まれたりしたことなどまとめます。あと地域・時事ネタもたまに。

物事をみる視点のお得セット――天才科学者はこう考える

ダイヤモンド社から刊行されている本書。


様々な分野のリーダーと呼べる人たちの記事がとりまとめられています。

読みやすい論文のまとめ、といった印象で、広く知識の吸収に役立つ著書です。

 

天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点

 

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これからを生きる為に――僕は君たちに武器を配りたい

率直に、なかなか挑戦的なタイトルですね。

 

2011年に刊行された本ですが、今でも充分に通用する内容で、結構面白いです。

 

はじめの語り出しでは、リーマンショックの冷え込みを例としています。


今はコロナによって社会経済が冷え込んでいますので、この点で現代と通じる所がありますね。

 

そんな中でも「希望」はつくり出せる、と著者は語っています。

 

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「川崎じもと応援券」で買ったものまとめ

前に記事にしました、川崎じもと応援券について、これで購入したものを紹介したいと思います。

 

↓前の記事

mogblog.info

 

7月29日時点でおおよそ、1万4000円分を使っています。

※おおよそ、というのは現金も併用しているため。

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【お知らせ】URLを変更しました

以前は「https://popco.hateblo.jp/」でしたが、新しく「https://mogblog.info/」に移行しました。

※前のリンクからアクセスしても、リダイレクトします。

 

ちょいちょいレイアウトも弄っていく予定です。

 

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「言葉」の根源的な力――言壺

今回紹介する本は「言壺」という日本のSF短編小説です。

 

短編集といっても、全く独立した短編集ではなく、キーワード的なものは繋がっています。


「言葉」もそうですが、例えば「ワーカム」と言った文章を「校正」する機械も繋がったもの、テーマになっています。

 

本作の中でも、1つめの短編の「綺文」について紹介したいと思います。

 

  

言壺 (ハヤカワ文庫JA)

言壺 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:神林長平
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: 文庫
 

  

物語は、何としてもワーカムに入力させたい以下の言葉から始まります。

 

「私を生んだのは姉だった。姉は私をかわいがってくれた。姉にとって私は大切な息子であり、ただ一人の弟だった」

 

何か読解力のテストのようですが、意味はそう難しくはありません。

 

子供を産んだものの、何らかの事情でそれを息子とは呼べず、歳も近いので弟とした、ということです。

 

余談①:若干ネタバレの余談ですが、この一文を読んだときに、NHKで昔放送していたBBC製作のドクター・フーを思い出しました。
(何話目かで似たようなシチュエーションのオチになる回があった筈)

 

さて、最終的に「ある文」で、ワーカムに入力出来るようになるのですが、同時に主人公を含めた世界の言語認識が一部、おかしくなってしまいます。

 

1984という小説では、ニュースピークという新しい言語の登場で、思想を統制したように、この世界ではニューラルネットワークに繋がった、ワーカムによって人々が支配されてしまっている構図が覗えます。

 

その他の短編もそうですが、言葉の持つ力、神秘性というものを感じることができ、かなり新鮮に読み進めることができました。。

 

余談②:また余談ですが、「閉じこもるインターネット」という本でも紹介されていましたが、Googleの検索結果もアルゴリズムによりカスタマイズされており、人によって表示結果が異なっていたりするそうです(※1)。
アルゴリズムがそれを決定づけているのでしょうけれども、そうやって変更を意識させずに、人々の意識、考えを変えるなんてのは、案外容易なのかもしれないな、と思えました。

 

※1:ちなみに、例として「BP」という企業があげられていたので、異なるブラウザやログインの有無で試してみましたが、表示結果に差異はありませんでした。(恐らくアルゴリズムが変更されたか、IPアドレスで個々人を見るようになっているのか、それすらも見透かされているのか……)

 

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

 

 

 

 

偉人の最後の瞬間――偉人たちのあんまりな死に方

ツタンカーメンガリレオ、ナポレオン等。


知っているようで知らなかった死因が、時代背景と共に紹介されています。


特に当時最先端の医療でも、今からしたらかなり野蛮なものだったり……。

 

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想像力が”怖いくらいに”かき立てられる――「一行怪談」を読んで

タイトルだけで面白いな、と思ったのですが、中身も面白かったので2冊まとめて買ってみました。

 

怖い、というよりは「想像力がかき立てられるな」と思える本でした。

 

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最大1万50000円もお得なのに、何故売れない?――川崎じもと応援券

私は買いましたよ、5セット。
1つ1万円での販売で、1万3000円。
最大5セット買えるので、1万5000円もお得なんですね!

しかし、あまり売れてないようで……?

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※写真では4セットですが、1セットは早速使っちゃいました

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仕事に追われない仕事術~要約&感想~

マニャーナの法則とは、がカバー裏に書かれています。

 

「1日に発生する仕事を集めて、必ず次の日にやる」

を基本とする仕事術。

「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」

という考え方が根底にある。

 

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